USオープンテニス2017年大会結果

優勝ラファエル・ナダル

決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.ケビン・アンダーソン(南アフリカ/第28シード)
3-0(6-3,6-3,6-4)

準決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.フアン・マルティン・デル・ポトロ(アルゼンチン/第24シード)
3-1(4-6,6-0,6-3,6-2)

準々決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.アンドレイ・ルブレフ(ロシア)
3-0(6-1,6-2,6-2)

4回戦
アーサーアッシュスタジアム

vs.アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)
3-0(6-2,6-4,6-1)

3回戦
アーサーアッシュスタジアム

vs.レオナルド・マイエル(アルゼンチン)
3-1(6-4[3-7],6-3,6-1,6-4)

2回戦
アーサーアッシュスタジアム

vs.ダニエル太郎(日本)
3-1(4-6,6-3,6-2,6-2)

1回戦
アーサーアッシュスタジアム

vs.ドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)
3-0(7-6[8-6],6-2,6-2)

準優勝ケビン・アンダーソン

決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.ラファエル・ナダル(スペイン/第1シード)
0-3(3-6,3-6,4-6)

準決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/第12シード)
3-1(4-6,7-5,6-3,6-4)

準々決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.サム・クエリー(アメリカ/第17シード)
3-1(7-6[7-5],6-7[9-11],6-3,7-6[9-7])

4回戦
ルイアームストロングスタジアム

vs.パオロ・ロレンツィ(イタリア/第6シード)
3-1(6-4,6-3,6-7[4-7],6-4)

3回戦
グランドスタンドスタジアム

vs.ボルナ・チョリッチ(クロアチア)
3-0(6-4,6-3,6-2)

2回戦
12番コート

vs.エルネスツ・ガルビス(ラトビア)
3-0(6-3,7-5,6-4)

1回戦
5番コート

vs.ジャンク・アラゴン(アメリカ)
3-0(6-3,6-3,6-1)

ベスト4フアン・マルティン・デル・ポトロ

準決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.ラファエル・ナダル(スペイン/第1シード)
1-3(6-4,0-6,3-6,2-6)

準々決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.ロジャー・フェデラー(スイス/第3シード)
3-1(7-5,3-6,7-6[10-8],6-4)

4回戦
グランドスタンドスタジアム

vs.ドミニク・ティエム(オーストリア/第6シード)
3-2(1-6,2-6,6-1,7-6[7-1],6-4)

3回戦
グランドスタンドスタジアム

vs.ロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン/第11シード)
3-0(6-3,6-3,6-4)

2回戦
グランドスタンドスタジアム

vs.エイドリアン・メネンデス・マセイラス(スペイン)
3-0(6-2,6-3,7-6[7-3])

1回戦
アーサーアッシュスタジアム

vs.ヘンリー・ラクソネン(スイス)
3-0(6-4,7-6[7-3],7-6[7-5])

ベスト4パブロ・カレーニョ・ブスタ

準決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.ケビン・アンダーソン(南アフリカ/第28シード)
1-3(6-4,5-7,3-6,4-6)

準々決勝
アーサーアッシュスタジアム

vs.ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/第29シード)
3-0(6-4,6-4,6-2)

4回戦
アーサーアッシュスタジアム

vs.デニス・シャポバロフ(カナダ)
3-0(7-6[7-2],7-6[7-4],7-6[7-3])

3回戦
ルイアームストロングスタジアム

vs.ニコラ・マユ(フランス/第18シード)
3-0(6-3,6-4,6-3)

2回戦
6番コート

vs.キャメロン・ノーリー(イギリス)
3-0(6-2,6-4,6-3)

1回戦
11番コート

vs.エヴァン・キング(アメリカ)
3-0(6-3,6-2,7-6[7-5])

出場なし錦織 圭

@⑦▶全米オープン2018料金ページはこちら@

2017全米テニス観戦大会総括

グランドスラムの中でも最も面白い大会である全米オープンテニス2017は、ハードコートの戦いだ。特に、米国やカナダの若手の優秀なプレーヤーが数多く見られる大会でもある。残念なことに、アンディ・マレー(イギリス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の欠場が決まっている。また、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と錦織圭が怪我のため、今シーズンの残りの試合をすべて欠場する。ふたりとも年齢からの衰えもあり、ここできちんと調整し、2018年に備えるのが得策だろう。ロジャー・フェデラー(スイス)やラファエル・ナダル(スペイン)選手が見事な復活を果たしているのだから、このふたりも早い復活が期待される。
さて、一体誰が2017年大会の優勝者となったのか?これから見ていこう。
(米国、ニューヨーク、ハードコート、日程:8月28日~9月10日、現地時間)

ラファエル・ナダル

ドロー表

2017全米オープンテニス男子シングルスドロー表

ベスト16に誰が出てきたかを検証しよう。

1番目のグループ:第1シードのナダルと第22シードのリシャール・ガスケ(フランス)が入ったが、やはりナダルが勝ち上がってきた。

2番目のグループ:第15シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)と第22シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)、アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)がいたが、ドルゴポロフの調子が良く、彼が上がってきた。

3番目のグループ:第9シードのデヴィド・ゴファン(ベルギー)と第18シードのガエル・モンフィス(フランス)が有力だったが、結局モンフィスが途中棄権となり、ゴファンが上がってきた。

4番目のグループ:第7シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と第27シードのパブロ・クエバス(ウルグアイ)が入ったが、ロシアの19歳アンドレイ・ルブレフ(ロシア)が勝ち上がった。これは、調子の良いディミトロフをタイブレーク1セットを含むが、ストレートで破ってきただけに驚きであった。まだ強打に頼るところはあるが、オールラウンダーで速いボールに強い選手だ。アレキサンダー・ズベレフ(ドイツ)の良きライバルになるだろう。

5番目のグループ:第3シードのフェデラーがいた。第31シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)やノーシードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)、ヴァセク・ポスピシル(カナダ)も有力と思われたが、やはりフェデラーの力が抜きん出ていた。

6番目のグループ:第14シードのニック・キリオス(オーストラリア)と第33シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)が入ったが、キリオスが早々に負け、コールシュライバーが出てきた。

7番目のグループ:第11シードのロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)と第24シードのフアン・マルティン・デル・ポトロ(アルゼンチン)がシード選手。デル・ポトロは怪我からようやく復活したのか、上がってきた。怪我からの経験か、必要な時だけ強いショットやサーブをするだけで、あとはグランドストロークの正確さで勝負をしようとする強い意志が見られ、かなり良いところまで行くだろう。

8番目のグループ:第6シードのドミニク・ティエム(オーストリア)と第30シードのアドリアン・マナリノ(フランス)が入り、さらにノーシードでイボ・カルロビッチ(クロアチア)もいたが、ティエムが順調に上がってきた。

9番目のグループ:第17シードのサム・クエリー(アメリカ)と第25シードのカレン・カチャノフ(ロシア)が入った。他に、ノーシードのジル・シモン(フランス)がいたが、カチャノフは早々に敗れ、クエリーが出てきた。

10番目のグループ:第10シードのジョン・イズナー(アメリカ)と第23シードのミーシャ・ズベレフ(ドイツ)がいた。他に、ノーシードのベノワ・ペール(フランスも有力だったが、イズナーを破りM.ズベレフが出てきた。

11番目のグループ:第13シードのジャック・ソック(アメリカ)と第19シードのギル・ミュラー(ルクセンブルグ)が有力だったが、ジャック・ソックは早々と敗れ、ノーシードのパオロ・ロレンツィ(イタリア)が出てきた。

12番目のグループ:第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と第28シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が有力。A.ズベレフはボルナ・チョリッチ(クロアチア)に敗れ、アンダーソンは調子が良く勝ち上がってきた。

13番目のグループ:第8シードのジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)と第32シードのロビン・ハーセ(オランダ)がいて、ノーシードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)も有力だった。ツォンガは若い18歳のデニス・シャポバロフ(カナダ)にストレートで敗れた。シャポバロフは、ジョン・マッケンロー(アメリカ)に似たサーブをするオールラウンダーで、近い将来、強い選手になるだろう。若鮎のような軽やかさが素晴らしい。

14番目のグループ:第12シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)と第22シードのアルベルト・ラモス・ビノラス(スペイン)が入り、カレーニョ・ブスタが勝ち上がってきた。

15番目のグループ:第19シードのルカ・プイユ(フランス)と第21シードのダビド・フェレール(スペイン)がいた。フェレールは早々と敗れて、プイユが上がってきた。

16番目のグループ:第5シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と第29シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が有力。ここでは、シュワルツマンが、少し神がかっていてチリッチを破って勝ち上がってきた。

ベスト8

この16人の選手の中から誰がベスト8に残っただろうか?

第1と第2のグループからのナダルとドルゴポロフでは、ナダルの実力がかなり上で、ナダルが上がってきた。

第3と第4のグループでは、ゴファンとルブレフの対戦となり、難しいところだがルブレフのパワーがゴファンを打ち破った感じだった。
 
第5と第6のグループでは、フェデラーとコールシュライバーとの戦いになったが、フェデラーが制した。

第7と第8のグループでは、デル・ポトロとティエムだが、デル・ポトロがフルセットの末ティエムを破った。デル・ポトロは、完全に復活したと考えて良いのだろう。

第9と第10のグループでは、クエリーとM.ズベレフとの勝負になり、地元クエリーがストレートでM・ズベレフを退けた。

第11と第12のグループでは、ロレンツィとアンダーソンの対戦となったが、アンダーソンが勝ち進んだ。

第13と第14のグループでは、シャポバロフとカレーニョ・ブスタの争いになった。3セットともタイブレークという試合でカレーニョ・ブスタが勝ち残った。シャポバロフには経験が必要だ。

第15と第16のグループでは、プイユとシュワルツマンで競った。まったく予想外で、シュワルツマンが勝ち上がってきた。調子がとても良い。

ベスト4

この8人の中から準決勝に進めるのは誰だろうか。詳しく見てみよう。

はじめはナダルとルブレフの対戦になった。ナダルがストレートでルブレフを破ったが、ナダルは珍しく初めから本気モードでやっていた。その本気さが、ルブレフの将来性を物語っているようだった。

次は、復活したフェデラーとデル・ポトロの戦いだった。フェデラーが勝つと思ったが、デル・ポトロの要所要所のフォアの強いショットがフェデラーに効いた。フェデラーは軽い故障があったのか、少しおかしかった。それでも、デル・ポトロの完全復活の印象が強い。デル・ポトロも故障がなければ、4強に匹敵する力を持っている。

その次は、クエリーとアンダーソンの戦いだった。アンダーソンの調子が良く、今年は本当に強くなっている。

最後は、カレーニョ・ブスタとシュワルツマンの争いだった。ここは、カレーニョ・ブスタがストレートで制した。シュワルツマンの勢いもここで止まった。

準決勝・決勝

準決勝は、ナダルとデル・ポトロということになった。ナダルは強く、フルセットまで行かずにデル ポトロを破った。
もうひとつの準決勝は、アンダーソンとカレーニョ・ブスタの争いになった。今年は、アンダーソンが良くなっていて、カレーニョ・ブスタを4セットで破った。

決勝は、ナダルとアンダーソンの一騎打ちになった。このふたりは、まだ実力差がはっきりしていて、ナダルがストレートで勝って優勝した。

World Sports Community Staffスポーツコンシェルジュ

コンシェルジュ

USオープンテニス観戦はワールドスポーツコミュニティの専門のスポーツコンシェルジュがしっかりサポートします!
お気軽にフリーダイヤル(0120-864-364:平日10-22時/土・祝10-19時受付)または下記お問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ。

世界テニス 観戦チケットその他テニスイベント

ATPワールドツアー・ファイナル

全豪オープンテニス(オーストラリアンオープン)

全仏オープンテニス(フレンチオープン)

全英オープンテニス(ウィンブルドン)

@⑦▶全米オープン2018料金ページはこちら@

@⑦▶世界テニスTOPへ@

全米オープンテニス 関連ブログ・コラム

錦織vs.ワウリンカ 全米オープンテニス(2016)準決勝
錦織vs.マレー戦の死闘 全米オープンテニス(2016)準々決勝
全米オープンテニス、錦織選手ベスト8進出!
グランドスラム最終戦、全米オープンテニス開幕目前!

TOP

MENU