決勝 |
vs.ケビン・アンダーソン(南アフリカ/第28シード) |
準決勝 |
vs.フアン・マルティン・デル・ポトロ(アルゼンチン/第24シード) |
準々決勝 |
vs.アンドレイ・ルブレフ(ロシア) |
4回戦 |
vs.アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ) |
3回戦 |
vs.レオナルド・マイエル(アルゼンチン) |
2回戦 |
vs.ダニエル太郎(日本) |
1回戦 |
vs.ドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア) |
決勝 |
vs.ラファエル・ナダル(スペイン/第1シード) |
準決勝 |
vs.パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/第12シード) |
準々決勝 |
vs.サム・クエリー(アメリカ/第17シード) |
4回戦 |
vs.パオロ・ロレンツィ(イタリア/第6シード) |
3回戦 |
vs.ボルナ・チョリッチ(クロアチア) |
2回戦 |
vs.エルネスツ・ガルビス(ラトビア) |
1回戦 |
vs.ジャンク・アラゴン(アメリカ) |
準決勝 |
vs.ラファエル・ナダル(スペイン/第1シード) |
準々決勝 |
vs.ロジャー・フェデラー(スイス/第3シード) |
4回戦 |
vs.ドミニク・ティエム(オーストリア/第6シード) |
3回戦 |
vs.ロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン/第11シード) |
2回戦 |
vs.エイドリアン・メネンデス・マセイラス(スペイン) |
1回戦 |
vs.ヘンリー・ラクソネン(スイス) |
準決勝 |
vs.ケビン・アンダーソン(南アフリカ/第28シード) |
準々決勝 |
vs.ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/第29シード) |
4回戦 |
vs.デニス・シャポバロフ(カナダ) |
3回戦 |
vs.ニコラ・マユ(フランス/第18シード) |
2回戦 |
vs.キャメロン・ノーリー(イギリス) |
1回戦 |
vs.エヴァン・キング(アメリカ) |
グランドスラムの中でも最も面白い大会である全米オープンテニス2017は、ハードコートの戦いだ。特に、米国やカナダの若手の優秀なプレーヤーが数多く見られる大会でもある。残念なことに、アンディ・マレー(イギリス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の欠場が決まっている。また、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と錦織圭が怪我のため、今シーズンの残りの試合をすべて欠場する。ふたりとも年齢からの衰えもあり、ここできちんと調整し、2018年に備えるのが得策だろう。ロジャー・フェデラー(スイス)やラファエル・ナダル(スペイン)選手が見事な復活を果たしているのだから、このふたりも早い復活が期待される。
さて、一体誰が2017年大会の優勝者となったのか?これから見ていこう。
(米国、ニューヨーク、ハードコート、日程:8月28日~9月10日、現地時間)
ベスト16に誰が出てきたかを検証しよう。
1番目のグループ:第1シードのナダルと第22シードのリシャール・ガスケ(フランス)が入ったが、やはりナダルが勝ち上がってきた。
2番目のグループ:第15シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)と第22シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)、アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)がいたが、ドルゴポロフの調子が良く、彼が上がってきた。
3番目のグループ:第9シードのデヴィド・ゴファン(ベルギー)と第18シードのガエル・モンフィス(フランス)が有力だったが、結局モンフィスが途中棄権となり、ゴファンが上がってきた。
4番目のグループ:第7シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と第27シードのパブロ・クエバス(ウルグアイ)が入ったが、ロシアの19歳アンドレイ・ルブレフ(ロシア)が勝ち上がった。これは、調子の良いディミトロフをタイブレーク1セットを含むが、ストレートで破ってきただけに驚きであった。まだ強打に頼るところはあるが、オールラウンダーで速いボールに強い選手だ。アレキサンダー・ズベレフ(ドイツ)の良きライバルになるだろう。
5番目のグループ:第3シードのフェデラーがいた。第31シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)やノーシードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)、ヴァセク・ポスピシル(カナダ)も有力と思われたが、やはりフェデラーの力が抜きん出ていた。
6番目のグループ:第14シードのニック・キリオス(オーストラリア)と第33シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)が入ったが、キリオスが早々に負け、コールシュライバーが出てきた。
7番目のグループ:第11シードのロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)と第24シードのフアン・マルティン・デル・ポトロ(アルゼンチン)がシード選手。デル・ポトロは怪我からようやく復活したのか、上がってきた。怪我からの経験か、必要な時だけ強いショットやサーブをするだけで、あとはグランドストロークの正確さで勝負をしようとする強い意志が見られ、かなり良いところまで行くだろう。
8番目のグループ:第6シードのドミニク・ティエム(オーストリア)と第30シードのアドリアン・マナリノ(フランス)が入り、さらにノーシードでイボ・カルロビッチ(クロアチア)もいたが、ティエムが順調に上がってきた。
9番目のグループ:第17シードのサム・クエリー(アメリカ)と第25シードのカレン・カチャノフ(ロシア)が入った。他に、ノーシードのジル・シモン(フランス)がいたが、カチャノフは早々に敗れ、クエリーが出てきた。
10番目のグループ:第10シードのジョン・イズナー(アメリカ)と第23シードのミーシャ・ズベレフ(ドイツ)がいた。他に、ノーシードのベノワ・ペール(フランスも有力だったが、イズナーを破りM.ズベレフが出てきた。
11番目のグループ:第13シードのジャック・ソック(アメリカ)と第19シードのギル・ミュラー(ルクセンブルグ)が有力だったが、ジャック・ソックは早々と敗れ、ノーシードのパオロ・ロレンツィ(イタリア)が出てきた。
12番目のグループ:第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と第28シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が有力。A.ズベレフはボルナ・チョリッチ(クロアチア)に敗れ、アンダーソンは調子が良く勝ち上がってきた。
13番目のグループ:第8シードのジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)と第32シードのロビン・ハーセ(オランダ)がいて、ノーシードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)も有力だった。ツォンガは若い18歳のデニス・シャポバロフ(カナダ)にストレートで敗れた。シャポバロフは、ジョン・マッケンロー(アメリカ)に似たサーブをするオールラウンダーで、近い将来、強い選手になるだろう。若鮎のような軽やかさが素晴らしい。
14番目のグループ:第12シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)と第22シードのアルベルト・ラモス・ビノラス(スペイン)が入り、カレーニョ・ブスタが勝ち上がってきた。
15番目のグループ:第19シードのルカ・プイユ(フランス)と第21シードのダビド・フェレール(スペイン)がいた。フェレールは早々と敗れて、プイユが上がってきた。
16番目のグループ:第5シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と第29シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が有力。ここでは、シュワルツマンが、少し神がかっていてチリッチを破って勝ち上がってきた。
この16人の選手の中から誰がベスト8に残っただろうか?
第1と第2のグループからのナダルとドルゴポロフでは、ナダルの実力がかなり上で、ナダルが上がってきた。
第3と第4のグループでは、ゴファンとルブレフの対戦となり、難しいところだがルブレフのパワーがゴファンを打ち破った感じだった。
第5と第6のグループでは、フェデラーとコールシュライバーとの戦いになったが、フェデラーが制した。
第7と第8のグループでは、デル・ポトロとティエムだが、デル・ポトロがフルセットの末ティエムを破った。デル・ポトロは、完全に復活したと考えて良いのだろう。
第9と第10のグループでは、クエリーとM.ズベレフとの勝負になり、地元クエリーがストレートでM・ズベレフを退けた。
第11と第12のグループでは、ロレンツィとアンダーソンの対戦となったが、アンダーソンが勝ち進んだ。
第13と第14のグループでは、シャポバロフとカレーニョ・ブスタの争いになった。3セットともタイブレークという試合でカレーニョ・ブスタが勝ち残った。シャポバロフには経験が必要だ。
第15と第16のグループでは、プイユとシュワルツマンで競った。まったく予想外で、シュワルツマンが勝ち上がってきた。調子がとても良い。
この8人の中から準決勝に進めるのは誰だろうか。詳しく見てみよう。
はじめはナダルとルブレフの対戦になった。ナダルがストレートでルブレフを破ったが、ナダルは珍しく初めから本気モードでやっていた。その本気さが、ルブレフの将来性を物語っているようだった。
次は、復活したフェデラーとデル・ポトロの戦いだった。フェデラーが勝つと思ったが、デル・ポトロの要所要所のフォアの強いショットがフェデラーに効いた。フェデラーは軽い故障があったのか、少しおかしかった。それでも、デル・ポトロの完全復活の印象が強い。デル・ポトロも故障がなければ、4強に匹敵する力を持っている。
その次は、クエリーとアンダーソンの戦いだった。アンダーソンの調子が良く、今年は本当に強くなっている。
最後は、カレーニョ・ブスタとシュワルツマンの争いだった。ここは、カレーニョ・ブスタがストレートで制した。シュワルツマンの勢いもここで止まった。
準決勝は、ナダルとデル・ポトロということになった。ナダルは強く、フルセットまで行かずにデル ポトロを破った。
もうひとつの準決勝は、アンダーソンとカレーニョ・ブスタの争いになった。今年は、アンダーソンが良くなっていて、カレーニョ・ブスタを4セットで破った。
決勝は、ナダルとアンダーソンの一騎打ちになった。このふたりは、まだ実力差がはっきりしていて、ナダルがストレートで勝って優勝した。
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