決勝 |
vs.マリン・チリッチ(クロアチア/第7シード) |
準決勝 |
vs.トマーシュ・ベルディハ(チェコ/第11シード) |
準々決勝 |
vs.ミロシュ・ラオニッチ(カナダ/第6シード) |
4回戦 |
vs.グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/第13シード) |
3回戦 |
vs.ミーシャ・ズベレフ(ドイツ/第27シード) |
2回戦 |
vs.ドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア) |
1回戦 |
vs.アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ) |
決勝 |
vs.ロジャー・フェデラー(スイス/第3シード) |
準決勝 |
vs.サム・クエリー(アメリカ/第24シード) |
準々決勝 |
vs.ジレ・ミュラー(ルクセンブルク/第16シード) |
4回戦 |
vs.ロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン/第18シード) |
3回戦 |
vs.スティーブ・ジョンソン(アメリカ/第26シード) |
2回戦 |
vs.フロリアン・マイヤー(ドイツ) |
1回戦 |
vs.フィリップ・コールシュライバー(ドイツ) |
準決勝 |
vs.ロジャー・フェデラー(スイス/第3シード) |
準々決勝 |
vs.ノバク・ジョコビッチ(セルビア/第2シード) |
4回戦 |
vs.ドミニク・ティエム(オーストリア/第8シード) |
3回戦 |
vs.ダビド・フェレール(スペイン) |
2回戦 |
vs.ライアン・ハリソン(アメリカ) |
1回戦 |
vs.ジェレミー・シャルディー(フランス) |
準決勝 |
vs.マリン・チリッチ(クロアチア/第7シード) |
準々決勝 |
vs.アンディー・マレー(イギリス/第1シード) |
4回戦 |
vs.ケビン・アンダーソン(南アフリカ) |
3回戦 |
vs.ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス/第12シード) |
2回戦 |
vs.ニコロズ・バシラシビリ(ジョージア) |
1回戦 |
vs.トーマス・ファビアーノ(イタリア) |
3回戦 |
vs.ロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン) |
2回戦 |
vs.セルジー・スタホフスキー(ウクライナ) |
1回戦 |
vs.マルコ・チェッキナート(イタリア) |
グランドスラムの中でも最高峰の大会であるウィンブルドンテニス2017が、イギリスのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブを会場に行われた。今回のウィンブルドンでは、4強はもちろんだが、スタン・ワウリンカ(スイス)も出場し、たいへん面白い大会を期待した。
我らが錦織圭の場合は、臀部や手首の怪我の回復具合が大きな注目点であり、個人的には負担の大きい芝のコートの試合を諦めることも大事なことだと思うが…
さて、一体誰が、この大会の優勝者となっただろうか?分析してみたい。(日程:2017年7月3日~7月16日、現地時間)
ベスト16に勝ち上がる可能性が高いのは、誰だろうか?ドロー表から見てみたい。
1番目のグループ:第1シードのアンディ・マレー(イギリス)と第28シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)がいた。マレーの調子が今ひとつだが、マレーが上がってきた。
2番目のグループ:第20シードのニック・キリオス(オーストラリア)が最も可能性が高かったが、怪我のため途中棄権した。第14シードのルカ・プイユ(フランス)は、ノーシードのジャージー・ヤノビッチ(ポーランド)に敗れた。ヤノビッチは良い選手だが、プイユもいまいち安定感に欠ける。ここは、ベノワ・ペール(フランス)が勝ち上がってきた。
3番目のグループ:第12シードのジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス)と第24シードのサム・クエリー(アメリカ)に注目。どちらも強いサーブの持ち主だが、クエリーが勝ち上がってきた。
4番目のグループ:第5シードのワウリンカがロシアの若手でダニール・メドべデフ(ロシア)に敗れ、調子の良いケビン・アンダーソン(南アフリカ)が上がってきた。
5番目のグループ:第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第30シードの若いカレン・カチャノフ(ロシア)がいたが、復活したナダルが圧倒的に強かった。
6番目のグループ:第21シードのイボ・カルロビッチ(クロアチア)と第16シードのギル・ミュラー(ルクセンブルグ)が注目だったが、ミュラーが勝ち上がってきた。
7番目のグループ:第9シードの錦織と第18シードのロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)。錦織は前哨戦で途中棄権した怪我の具合が心配されていたが、バウティスタ・アグートが錦織を破り、勝ち上がってきた。
8番目のグループ:第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と第26シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)がいたが、チリッチが上がってきた。
9番目のグループ:第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と第25シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)がいた。ラオニッチが上がってきた。
10番目のグループ:第10シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と第17シードのジャック・ソック(アメリカ)の若手同士の熱い戦いを期待したが実現せず、A.ズベレフが勝ち上がった。
11番目のグループ:第13シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と第23シードのジョン・イズナー(アメリカ)に注目。ここは、ディミトロフが上がってきた。
12番目のグループ:第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と第27シードのミーシャ・ズベレフ(ドイツ)がいた。ここは、やはりフェデラーが勝ち上がってきた。
13番目のグループ:第8シードのドミニク・ティエム(オーストリア)と第32シードのパオロ・ロレンジ(イタリア)いた。そのほかにも、ヴァセク・ポスピシル(カナダ)やジル・シモン(フランス)も注目だったが、最終的にはティエムが勝ち上がってきた。
14番目のグループ:第11シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)と第22シードのリシャール・ガスケ(フランス)のほかに、ノーシードだが、ダビド・フェレール(スペイン)やジェレミー・シャルディ(フランス)といった強豪も入った。ここは順当に、ベルディハが勝ち上がった。
15番目のグループ:第15シードのガエル・モンフィス(フランス)と第19シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)が注目だった。ここには、日本の杉田祐一やカイル・エドモンド(イギリス)も入ったが、ノーシードのアドリアン・マナリノ(フランス)が勝ち上がってきた。
16番目のグループ:第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第29シードのフアン・マルティン・デル・ポトロ(アルゼンチン)が入った。ここでは、デル・ポトロはエルネスツ・グルビス(ラトビア)に簡単に敗れ、結局ジョコビッチが勝ち上がった。
この16人の選手の中から誰がベスト8に残るだろうか?
第1と第2のグループからのマレーとペールでは、マレーの実力がかなり上で、順当にマレーが勝ち上がった。
第3と第4のグループはクエリーとアンダーソンの争いとなり、クエリーが勝ち上がった。
第5と第6のグループでは、ナダルとミュラーとの戦いになったが、ミュラーが勝ち進んできた。最終セットはすごい試合になったが、ミュラーが最後まで冷静だった。
第7と第8のグループでは、バウティスタ・アグートとチリッチの争いだが、芝ではチリッチのほうが有利で、チリッチが上がってきた。
第9と第10のグループは、ラオニッチとA・ズベレフとの勝負だったが、フルセットの末ラオニッチに軍配が上がった。
第11と第12のグループでは、ディミトロフとフェデラーの争いになった。復活したフェデラーはたいへん強くなっていて、ディミトロフをストレートで退けた。
第13と第14のグループはティエムとベルディハ。フルセットの末、ベルディハが制した。
第15と第16のグループでは、マナリノとジョコビッチが対戦し、ジョコビッチが勝ち上がった。
さらに、この8人の中から準決勝に進めるのは誰だろうか?詳しく見てみよう。
はじめはマレーとクエリーの対戦。クエリーはフルセットの末、マレーを破った。この大会、腰の痛みとも戦っていたマレーは準々決勝でも明らかに故障の影響が見て取れた。
次は、ミュラーとチリッチの戦いだった。これはフルセットまでもつれたが、最後はチリッチの実力が上回った感じだった。
その次は、ラオニッチとフェデラーの戦いだった。復活したフェデラーはラオニッチをストレートで破った。バックハンドが良くなった今のフェデラーに勝てる選手は、現時点では思い浮かばない。
最後は、ベルディハとジョコビッチの対戦になった。今回はジョコビッチが怪我のため途中棄権となった。
準決勝ひと試合目は、クエリーとチリッチの対戦になった。チリッチは1セットを落としたが余裕でクエリーを退けた。
もうひとつの準決勝は、フェデラーとベルディハの戦いとなり、タイブレークが2セットあったもののフェデラーの圧勝に近かった。ベルディハは、復活したフェデラーと初めて対戦し、バックを攻めても攻めても、昔のように弱点ではないので、攻略の糸口がなかったように見えた。復活したフェデラーは本当に強い。
決勝は、チリッチとフェデラーの一騎打ちになった。フェデラーがストレートでチリッチを破り優勝した。復活したフェデラーは、ほとんど唯一の弱点だったバックハンドのトップスピンショットを、クロスでもストレートでも正確に、速く、鋭く打つことができるようになり、強力な武器に変身した。ボールの打てる範囲が広がり、フェデラーは生涯の中でも現在がいちばん強いのではないかとさえ思える。
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