2017-2018 ドルトムント対シャルケ04

クラシコ


2017年11月25日 ブンデスリーガ 第13節 伝統のレヴィアダービー、ドルトムント対シャルケの一戦がドルトムントのジグナル・イドゥナ・パルクで行われ、前半4-0とドルトムントがリードし楽勝かと思われたが、後半シャルケが4点を奪い返し、意地のドローに持ち込んだ。イエローカード8枚が飛び交い、ドルトムントの主力であるオバメヤンがイエローカード2枚で退場となるなど大乱戦となった。 

日本の香川は出場機会なし

10月は5試合で4敗1引き分けと調子を落としているドルトムント。ブンデスリーガの順位を5位まで落とし、UEFAチャンピオンズリーグもグループリーグ敗退が確定した。CEOと監督との不仲説や、あまりの不調ぶりに監督解任の噂も出てきている。一方、シャルケはここ6試合負け無しと好調で、12節終了時点ではバイエルンに次ぐ2位につけている。
そんな中、過去にこのダービー戦で通算10試合に出場し、4得点を挙げている日本代表の香川真司は3試合ぶりに出場機会がなかった。

前半はドルトムントの一方的展開

開始わずか3分でシャルケのMFマッケニーがイエローカード。ダービーらしく激しい立ち上がりとなった。しかし、4-3-3のシステムを3-4-2-1に変更して試合に臨んだドルトムントが、開始12分にオバメヤンのゴールで先制。シャヒンのシュートを最後は手で押し込んだようにも見えたが、審判はゴールと判定した。

すると、直後の18分にオウンゴールでドルトムントが追加点。熱狂ですでに総立ちのドルトムントサポーターの後押しを受け、20分にはドイツ代表のゲッツェがドルトムントらしい速い攻撃からゴール、25分にはゲレイロがふわりと浮いた球を豪快なダイレクトボレーで決め、試合はドルトムントの楽勝で決まったかと思われた。

シャルケの反撃

後半開始早々、選手交代のカードを使い切ったシャルケは53分、フリーキックからナウドのヘディングでゴールネットを揺らすが、ビデオ判定の結果オフサイドでノーゴール。しかし、続く61分、自陣からのロングパスをブルグシュタラーが技ありのヘディングシュートでようやく1点を返す。

そして、ここからシャルケが怒涛の反撃を開始。直後の65分、高い位置でゲッツェが苦し紛れにパスしたボールを奪ってつなぐと、ゴール前でフリーのアリが丁寧なシュートを決めて2点差に迫る。ドルトムントは4バックに戻して守備の立て直しを図るが、72分、すでに1枚イエローカードをもらっていたオバメヤンがレイトチャージで2枚目のカードをもらい退場。このフリーキックからもシャルケは決定機を作るが、ここはドルトムントのベテランGKヴァイデンフェラーが神セーブで凌いだ。

しかし、息を吹き返したシャルケは86分に3点目を奪い1点差まで迫る。小競り合いや負傷、ビデオ判定などの影響で7分と長めのロスタイムが表示され、そのロスタイムの94分、コーナーキックからナウドがヘディングで決め、前半4-0からまさかのドロー決着。試合後もピッチ上では乱闘が発生し、ドルトムントサポーターはフェンスを破壊するなど、後味の悪いダービー戦となった。

<トッテナム・ホットスパー対リバプール

クリック

バイエルン対パリサンジェルマン>

クリック

TOP

MENU