ATPワールドツアー全仏オープンテニス(フレンチオープン)開幕間近!!

◎全仏


☆2016年5月20日 WSCスタッフ呟き☆

5月22日からグランドスラム第2弾、全仏オープンテニスがフランス・パリのローラン・ギャロスで開幕する。錦織圭選手もすでにパリ入り、ランキング8位のベルディヒ選手と試合形式の練習をしたり、マイケル・チャンコーチも合流して調整を進めている。

先週のローマオープンでは準決勝でジョコビッチに、合計1ポイント差の惜敗となった錦織選手。バルセロナでは準優勝、マドリード、ローマではベスト4と調子は良いだけに、初のグランドスラム制覇を期待したい。
また、16日から始まっている予選では、男子シングルスで20歳の西岡良仁選手が本戦出場に王手をかけている。

錦織選手の活躍により、地上波でのテレビ中継も多くなってきたテニスだが、実況アナウンサーや解説の元プレイヤーが使用する専門用語も多い。ここでは、中継でよく耳にする言葉を簡単に紹介したい。

テニス用語の基礎知識プレー編

アンフォーストエラー

相手によってミスをさせられたわけではないミスショット(自分に原因があるミスショット)のこと。凡ミスは当然含まれるが、惜しいショットでもアンフォーストエラーと判定される場合もある。
普通なら返せるボールだったかどうかは、記録員の裁量で決まるので、アンフォーストエラーなのかフォーストエラー(相手のショットによってミスになったもの、日本ではあまり使われない)なのかは微妙な判定が多い。

ウイニングショット

決め球。勝利を決する決定的な一打や、それぞれの選手が最も得意とするショットのこと。

エース、ウィナ―

相手がラケットに触れることなく得点になる強力なショット。サーブ・リターンの場合はエースといい、ラリー(ボールの打ち合いが続いている状態)になってからの場合はウィナ―というのが一般的。

オン・ザ・ライン

ボールがライン上に直接落ちた時のこと。少しでもラインに乗っていればインとなる。

クロス

クロスボールの略。コートを斜めに狙って打つボール。

サービス

プレーを開始するために相手コートにボールを打ち込むこと。

ストレート

サイドラインと平行に打つ球のこと。ストレートボールの略。

ストローク

テニスにおける「打つ」ことすべてを指すが、グラウンドストローク(一度バウンドしたボールを打つこと)の略として使われることが多い。

スマッシュ

頭上の高い位置にあるボールを地面に落とす前にサービスのような動作で打つストロークのこと。

スライス

ラケット面でボールの下方を切るように打った逆回転のボール。また、その打ち方のこと。

ダウンザライン

サイドラインに沿った、ストレートのパッシングショット(相手選手の脇を抜く打球)のこと。

バックハンド

体の利き腕の反対側で打つこと。

フォアハンド

体の利き腕側で打つこと。

ボレー

サービス以外のインプレー(サービスが打たれてからポイントが決まるまで)のボールをノーバウンド(地面に触れる前)で打つストローク。

リターン

サービスに対する返球のこと。

ロブ

高く打ち上げ相手のベースラインを狙う打法。

テニス用語の基礎知識ルール編

アドバンテージ

デュース(ポイント40-40)の際に、一方が1ポイントを取って優位にある状態。アドバンテージを握った選手が次のポイントも取ると、その選手がそのゲームを奪うことになる。

オール

お互い取ったゲームやセットが同じであること。 例)ワンセットオール(セットカウント1-1)、ツーゲームオール(ゲームカウント2-2)

サービスキープ

自分のサービスであるゲームを勝ち取ること。

ストレート

クロスボールの略。コートを斜めに狙って打つボール。

サービス

プレーを開始するために相手コートにボールを打ち込むこと。

ストレート

1セットも失わずに勝つこと。

セットポイント

セットを取る最後の1ポイント。2回続く場合はダブル、3回続く場合(40-0や0-40)はトリプルという。
ゲームを取るポイントの場合はゲームポイント、勝敗が決まるポイントの場合はマッチポイントという。

タイブレーク

ゲームカウントが6-6になったときに行う。そのセットの最初にサーブを行った者が最初の1ポイントのサーブを打ち、次からは2ポイントずつサービスが移る。7ポイントを先取で勝利。6-6になった場合は、その後、先に2ポイント差をつけたほうが勝利。

ドロー

トーナメントの組み合わせ表のこと。通常、大会初日の1-4日前に公式発表されることが多い。

フォルト

サービスを失敗すること。2回続けるとダブルフォルトとなり、1ポイント失う。

ブレイク

相手のサービスゲームを勝ち取ること。これを取ればブレイクできるポイントをブレイクポイントという。

ラブゲーム

1ポイントも取れなかったゲーム。

レット

やり直しのこと。サービスレット(ネットに触れてインになった場合)とポイントレット(何らかの理由でポイントをやり直す場合)がある。

チャレンジシステム

ラインズマンや審判の判定を不服として、選手が主審に再判定を申請するシステム。ホークアイと呼ばれるコンピューター映像処理システムを使って、ボールの位置や軌道を分析し、
CGで再現することで再判定する。チャレンジ権は1セットにつき1人3回で、タイブレークに入ると、1回追加される。審判の判断が正しければ、チャレンジ権は1回減り、選手の判断が正しかった場合はチャレンジ権の回数はそのまま。ただし、全仏オープンをはじめとするクレーコートで行なわれる大会では、コートに残るボールの着地跡で判定を行なうためチャレンジシステムは採用されていない。

テニス用語の基礎知識ルール編

ガット

ボールを弾くためにラケットの打球面に張る強い糸。

グリップ

ラケットのにぎる部分のこと。

サーフェス

コートの表面のこと。グラス(芝、ウィンブルドンなど)、クレー(赤土、全仏など)、ハードコート(セメント・アスファルト・合成樹脂で造られている、全米・全豪など)などがある。

サービスライン

シングルス用とダブルス用で異なる。選手から見て、左右の一番外側の線がダブルス用サイドライン、その一つ内側の線がシングルス用サイドライン。

ベースライン

コートのいちばん後ろの線。

ATPツアーファイナル出場ランキング ※5/16現在

1位:ノバク ジョコビッチ 5,950ポイント
2位:アンディ マレー 3,525ポイント
3位:ラファエル ナダル 2,840ポイント
4位:錦織 圭 2,500ポイント
5位:ミロシュ ラオニチ 2,155ポイント
6位:ドミニク ティエム 1,720ポイント
7位:ガエル モンフィス 1,675ポイント
8位:ダビド ゴファン 1,365ポイント
9位:スタン ワウリンカ 1,355ポイント
10位:ロベルト バウティスタ=アグ 1,265ポイント

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