2005年からの3シーズン、中村俊輔選手が在籍、その間3度リーグ優勝し、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントにクラブを導き、マンチェスター・ユナイテッド戦での決勝点となった華麗なFKは今でもサポーターの脳裏に焼き付いているスコットランドのセルティック。
現在そのセルティックには、古橋亨梧選手、井手口陽介選手、旗手怜央選手、前田大然選手が所属しています。
まだ中村選手ほど日本のファンをひきつけるスター性は備わっていませんが、その存在は認知されつつあり、昨年7月に立ち上げられたばかりのセルティックの日本語版ツイッターアカウントは、すでにパリサンジェルマンの日本語版アカウントよりもフォロワー数が多くなっています。
2月2日には、同じくグラスゴーを本拠地とするレンジャーズと世界最大ともいわれるダービー戦を迎えました。
古橋選手、井手口選手は故障でベンチ外、日本代表帰りの前田選手はベンチスタートでしたが、旗手選手は中盤で先発出場。
直近13試合で12勝と絶好調のセルティックは立ち上がりから押し込み、開始5分で旗手選手がCKのクリアにペナルティエリア手前で反応。
ワントラップから右足を一閃して鮮やかにゴールに流し込み、幸先よく先制点を奪いました。
完全に勢いに乗った旗手選手は、42分にも強烈なシュートで追加点を奪い、直後の44分にも左足のクロスをアバダが合わせて3点目を挙げ、前半を終了。
73分までプレーし、2ゴール1アシストで勝利の立役者となりました。
サポーターにとって最も重要なダービー戦で「マン・オブ・ザ・マッチ」にも選出され、地元紙からも称賛の嵐となっている旗手選手。
ヨーロッパでのさらなる飛躍、そして日本代表への返り咲きはなるのでしょうか!?