21日に行われたプレミアリーグ第13節、マンチェスター・シティvs.リバプール戦はアウェイのリバプールが4-1で勝ちを収めた。リバプールはクロップ就任以降に足を止める選手が少なくなったのが印象的だ。スアレス退団後の悩みでもあったが、ここ最近は前線の4名が流動的になり活性化している。今節では、リバプールのコウチーニョ、フィルミーノが共に1ゴール1アシストの活躍であった。
前半開始早々、リバプールのコウチーニョからフィルミーノへ繋ぎ、フィルミーノから中へ折り返したところ、マンガラのオウンゴールを誘った。アウェイのリバプールが先制する。
13分には、フィルミーノからララーナ、そしてミルナーと流動的にボールがまわり、追加点かとおもいきや、ここはオフサイドでノーゴール。
21分、シティのデ・ブライネが中へ入れるが、誰にも合わず。22分、フィルミーノからコウチーニョへ絶妙なスルーバスを通し、コウチーニョが冷静にゴールへ流し込む。ここまでリバプールは非常にアグレッシブであり、中盤を省略する為にロングボールを放り込むケースがいくつか見られた。 31分にはパスカットからコウチーニョからエムレ・ジャン、ジャンからのヒールパスで再びコウチーニョ、そしてコウチーニョからフィルミーノへラストパスを送り、フィルミーノが無人のゴールへ流し込む。これで0-3でリバプールのリード。ここまでフィルミーノが全ゴールに絡んでいる。コウチーニョ、フィルミーノのブラジル人コンビが躍動している。しかし、43分 アグエロがルーカス・レイバを交わし、豪快にゴールを決める。やはりアグエロは1人で点が取れる選手だ。
後半に入ってもリバプールディフェンスはサボらない。59分にはフィルミーノのおしいシュートも。62分にはカウンターからフィルミーノ、コウチーニョとまたまたブラジル人コンビが躍動するが、惜しくもオフサイドの為、ノーゴール。このショートカウンターもクロップ流である。63分にバックパスをスターリングに狙われ、最後はアグエロのシュートに持っていかれたがシモン・ミニョレの好セーブによるシティの追加点を阻止。
77分にベンテケ投入、その2分後すぐにチャンス到来。ベンテケがフリーで受けてシュートを放つがハートの好セーブに阻まれる。その流れからCKを獲得すると、ララーナのCKからベンテケが競り、そのこぼれ玉をシュクルテルが豪快にシュート、これでリバプールが4点目となる。ベンテケの高さが生きた1点となる。そのまま試合終了となり、1-4でリバプールがマンチェスター・シティを下す。リバプールは対チェルシー戦に続き、ビックチームを叩き、勢いづいている。