2017 エル・クラシコレアル・マドリード対FCバルセロナ

クラシコ


2017年12月23日リーガ・エスパニョーラ第17節で、今シーズンリーガ1戦目のエル・クラシコ、レアル・マドリードvs.バルセロナがマドリードのサンチャゴ・ベルナベウで開催された。
第16節終了時点でレアルは勝ち点31で4位と無敗のバルセロナに勝ち点で11の差を付けられている。クラブワールドカップを制し、チャンピオンズリーグ・リーガエスパニョーラ・スーペルコパ・UEFAスーパーカップ・クラブワールドカップの5冠を達成したレアルだが、リーグ連覇に向け負けられない一戦だった。

前半はレアルペース

開始早々の2分、クロースのコーナーキックからクリスチアーノ・ロナウドがヘディングでゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドで得点ならず。9分にも左サイドから、中央付近でフリーのロナウドに絶好のクロスが入るが、これはなんと空振り。こぼれ球にカルバハルが飛び込むがイニエスタのスライディングが一瞬早くコーナーキックに逃れた。

その後もレアルが押し気味で試合を進めるも決定機は作れず、対するバルセロナは29分、パウリーニョが絶好の抜け出しからシュートに持ち込むが、レアルのGKナバスの好セーブで凌いだ。その直後、レアルはセンターライン付近からモドリッチ、マルセロ、ベンゼマとつないだボールを左サイドにいたロナウドがペナルティエリア内まで持ち込み、角度のないところからシュートを放つもバルセロナのGKシュテーゲンの好セーブに阻まれる。

33分には中央のモドリッチから今度は右サイドに展開したロナウドにロングパス、中央のベンゼマにクロスを送るが決めきれない。対するバルセロナは38分、ジョルディ・アルバ、スアレス、イニエスタ、ジョルディ・アルバ、メッシとつないだボールをパウリーニョが頭で合わせるがここでもキーパーが好セーブ。

動きを消されたメッシ

39分にもバルサがつないでゴール前まで攻め込むが、スアレスのクロスをクリアしたボールを今度はレアルがキープし、ロナウドがペナルティエリアまで持ち込むも5人に囲まれ、ベンゼマへのパスはトラップが合わない。こぼれ球をさらにレアルがキープし右サイドからカルバハルがクロスを上げるが、これも中にいたロナウドとベンゼマどちらにも合わせられない。さらにレアルがつなぎ、最後はモドリッチがペナルティエリアの外からミドルシュートを放つが左に大きく外れた。

レアルは前半終了間際の41分にも左サイドのマルセロからのクロスにベンゼマが頭で合わせたが、惜しくもポストに阻まれ得点ならず、前半は0-0のスコアレスで折り返す。メッシは前半、目立った動きがほとんどできず、イスコに代えてコヴァチッチをスタメンで起用したジダン監督の采配が当たった形となった。

先制点はバルセロナ

後半開始直後も、まずはレアルが左サイドのペナルティエリアライン付近からロナウドが少し強引なシュートを放つがゴールマウスを大きく外れる。対するバルセロナは52分、メッシ、イニエスタとつないでジョルディ・アルバが左サイドの深い位置から中央に出したパスにスアレスが走り込んでシュートするがキーパー正面。しかし、その直後の54分、自陣の深い位置でボールを奪ったバルセロナがボールをつなぎ、メッシについていたコヴァチッチがケアできなかったためフリーとなったラキティッチが、センターライン付近から一気にドリブルで中央突破、ペナルティエリア手前で右サイドのセルジ・ロベルトへ展開し、ロベルトからのクロスをフリーで走り込んだスアレスが押し込んで先制。

後半はバルサペース

57分にもメッシの中央突破からスアレスがシュートに持ち込むが、これはサイドネット。続く64分、バルセロナがカウンターで攻め込み、飛び出したキーパーがメッシの動きに翻弄され体勢を崩したところでパウリーニョのヘディングシュートをレアルのカルバハルが手で防ぎ、エリア内でのハンドで一発レッドカード。PKをメッシが落ち着いて決め、バルセロナが2点目を奪う。

前半と比べて明らかに動きが鈍ったレアルに対し、後半はバルセロナがボールをキープする場面が長くなり、明らかなバルセロナペースで試合は進む。69分にはメッシのシュートをレアルGKのナバスが好セーブ。70分にはゴール前でロナウドがクロスを入れるが、それをバルセロナに奪われ、そのままバルセロナがボールをキープ。レアルはベイルとアセンシオが交替の準備をしていたが、バルセロナのボールキープが続き、プレーが切れずに長い時間待たされた。

バルセロナ3連勝で勝ち点差は14

76分には右サイドからのモドリッチのクロスを交替したばかりのベイルが中央で受けるがシュートは不発。ベイルは78分にもミドルシュートを放つがGKに阻まれ、そのこぼれ球にはマルセロが反応できない。その後も両チームとも何度か相手ゴールに迫るものの決定機は作れず、後半アディショナルタイム、メッシのアシストから途中出場のビダルが3点目を決め、試合は0-3で終了。3連勝のFCバルセロナに対し、リーグ前半戦とはいえ勝ち点14の差を付けられたレアル・マドリードにとっては、ホームで屈辱の惨敗となった。

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