インテル観戦レポートインテルvs.トリノ

サンシーロスタジアム

ハネムーンはイタリア！

スタジアムツアー

ハネムーンはイタリア！サンシーロでサッカー観戦したい！というわけで有休を消化し、初海外、初生セリエへ！
まずは観戦チケットを購入。地元のファンが多い、角の席をオーダー。試合はイタリア4日めだ。前日には別ツアーでスタジアムツアーを手配し、胸が踊る。
イタリアまでの飛行機は名古屋発、フランクフルト経由で夕方にミラノ着。初フライトで疲れ果てて中央駅のホテルに着くと、フロントがにこやかに封筒を渡してくれた。中のチケットを見て興奮はMax。

翌日は1日市内観光、翌々日はスタジアムツアー。サンシーロスタジアムはインテルとACミランの二つのチームのホームになっているため、試合の前にスタジアム全体を張り替える。観戦予定は我らがインテルの試合のため、スタジアムはすでに青黒に彩られていた。インタビュールームやロッカールームを抜けてピッチ横を通り、客席へ。イカルディが奥さんのために買った年席シート、イカルディシートもしっかり確認。奥さん思いで良い奴だなぁ。翌日の活躍が楽しみになる。

そして当日

そして当日。試合時間は20:45からのため、昼間は観光して、一度ホテルに戻って再出発。スタジアム近くにレストランがないため、ホテルから二駅のガリバルディ駅にて夕食。夕方過ぎのレストランで腹ごしらえをしていると、周りにはインテリスタがちらほら。もしや全員観戦者？？。この駅からサンシーロは乗り換えなしで一本、しかも終点がスタジアムだ。新しい路線らしく、その中でもスタジアム最寄り駅は昨年出来たばかりでまだ綺麗だった。出ると夕闇の中のジョゼッペメッツァは昼間とは違う顔。屋台で帽子を買い、いよいよ中へ。
おっとパスポートを出さねば。係員に見せ、チケットのバーコードを機械にかざす。日本のスタジアムより厳重だ。

観戦席から②

席から見る景色は、ボール避けのプラ板の枠線で視界が一部遮られるものの、ピッチが近くて臨場感が味わえる。位置が低いため逆側のピッチの様子が見難いのはご愛嬌といったところか。地元民御用達は間違いないようで、熱気が肌に刺さり、春の寒さもものともしない。着ていたダウンを脱ぎ、レプリカユニフォーム姿で準備万端。隣に座った祖父子連れの祖父の方がかなりのインテリスタ。もちろんグッズを多数所持していた。翻って当方着用ユニホームはイカルディとサネッティ。無事ファンとしての合格点をもらえたようで、爺様にパーフェクトの一言をいただく。生観戦ならではの交流だ。

奇しくも当日にチェーザレ＝マルディーニが亡くなっており、偉大な選手を讃え追悼セレモニーが行われた。選手もファンも立ち上がって拍手。イタリアの代表監督を経験したとはいえ、ライバルのACミランのバンディエラ親子のお父さん。「偉大な選手はライバルだろうとかんけいないっ！ 」と思いつつ、いよいよ試合開始。

序盤はどちらかといえばインテルペース。イカルディがPKをもらい、そのまま決めて先制する。と、かなり後ろの方の席から小学生くらいの少年が走り込んできた。目の前の柵に足をかけ腕を上げて叫ぶ。こんなにも全身で喜びを表現するのかと驚いたが、きっと家族ぐるみで熱いファンなのだろう。もっとも、マナー違反なので後ろに引っ張って行かれていたのだが。これでチームが乗って行けるかと思ったが、その後は一転。2人退場でまさかの逆転負け。だが、勝ちに来るぞ、と次への楽しみが出来たと思うことにする。
試合後はグッズの販売もさっさと店を閉めてしまうようなので、早めに購入するのがオススメだ。帰りに駅と反対側に出てしまい、他のファンの列を頼りに2駅ほど歩いたが、まぁ良い思い出ってことで。

観戦席から

サンシーロ

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