リオ五輪に向けて、バスケ男子アメリカ代表の最終候補として、アメリカプロバスケットボール協会(NBA)は、ゴールデンステート・ウォーリアーズのステファン・カリーや、クリーブランド・キャバリアーズのレブロンジェームズを含む30選手を発表した。
▶ゴールデンステート・ウォーリアーズ
ステファン・カリー
ハリソン・バーンズ
ドレイモンド・グリーン
アンドレ・イグダーラ
クレイ・トンプソン
▶クリーブランド・キャバリアーズ
レブロン・ジェームズ
カイリー・アービング
ケビン・ラブ
▶ニューヨーク・ニックス
カーメロ・アンソニー
▶オクラホマシティ・サンダー
ケビン・デュラント
ラッセル・ウェストブルック
▶サンアントニオ・スパーズ
ラマーカス・オルドリッジ
カワイ・レナード
▶ロサンゼルス・クリッパーズ
ブレイク・グリフィン
ディアンドレ・ジョーダン
クリス・ポール
▶シカゴ・ブルズ
ジミー・バトラー
▶ヒューストン・ロケッツ
ジェームズ・ハーデン
ドワイト・ハワード
▶サクラメント・キングス
デマーカス・カズンズ
ルディ・ゲイ
▶ワシントン・ウィザーズ
ブラッドリー・ビール
ジョン・ウォール
▶メンフィス・グリズリーズ
マイク・コンリー
▶ニューオーリンズ・ペリカンズ
アンソニー・デイビス
▶トロント・ラプターズ
デマー・デローザン
▶デトロイト・ピストンズ
アンドレ・ドラモンド
▶デンバー・ナゲッツ
ケネス・ファリード
▶インディアナ・ペイサーズ
ポール・ジョージ
▶ユタ・ジャズ
ゴードン・ヘイワード
リオ五輪で3連覇を目指すための最強布陣。まさに本気のドリームチームである。この中から、7月までに代表メンバーを12人に絞る事になるが、何とも悩ましい問題だ。
そして、最終候補として選ばれた選手のうち、なんと18人もの選手たちがオリンピックや世界選手権でメダルを獲得した代表経験者で、中でもニューヨークニックスのカーメロ・アンソニーは72試合を経験している。
個人的に注目だったのは、USABのジェリー・コランジェロ会長が、2016年に開催されるリオ五輪に、コービー・ブライアントがアメリカ代表として出場する可能性についてコメントをしていたが、先日コービー自らがリオ五輪候補の辞退を表明している。
これまで2008年の北京オリンピック、2012年のロンドンオリンピックでドリームチームを引っ張り、金メダルを獲得してきただけに、残念ではあるが、近年のケガの具合やチーム状況などを考えると、この選択は正しかったと言える。そして、ここでコービーを選ばないアメリカの本気さも同時に伺える最終候補となった。
暫定スケジュールでは、2016年7月18日からラスベガスで代表合宿を行い、アメリカ国内で5試合の強化試合を行う予定。
なお、リオデジャネイロオリンピックは2016年8月5日から21日にかけて開催される。