（2015-2016 第12節）ノースロンドンダービー

☆2015年11月9日　WSCスタッフ呟き☆

8日に行われたプレミアリーグ第12節、アーセナルvs.トッテナム（スパーズ）戦のノースロンドンダービーは1-1の引き分けに終わった。

ノースロンドンダービ過去の戦績

第11節終了時点でアーセナルは2位、対するトッテナム（スパーズ）は5位。この時点でアーセナルは5連勝中、平均年齢が24歳と若いトッテナム（スパーズ）もバランスの良い守備をしており10試合負けなしと調子が良い。過去のノースロンドンダービーはアーセナルが75勝、トッテナム（スパーズ）が55勝、ドローが46試合。ここ5年ほどはエミレーツスタジアムでのノースロンドンダービーではトッテナム（スパーズ）の勝ち星がない。

ケインが結果を出す

前半15分、アーセナルは前節に続いてスターティングメンバーに名を連ねたキャンベルからエジル、そしてジルーにつなぎゴールを狙うが外れる。19分にはスパーズのエリクセンが巻いたシュートでゴールを狙うが右に外れる。続く。24分にはエリクセンのFKからダイアーが頭で合わせるが惜しくも外れる。タイミングはジャスとであった。そして、前半32分、ローズが一気に裏を狙うパスを出すとケインが反応、ケインは迷わずシュートを放ちゴールを獲得。ケインの迷いのないプレーが調子の良さをうかがわせる。ここまでトッテナム（スパーズ）はほとんど決定機はなかったが、ケインが結果を出した。

アーセナル反撃開始

ホームで迎えるノースロンドンダービーで負けられないアーセナルは後半に反撃を開始する。53分には、エジルのFKからジルーが競り勝つがボールを叩き落とせず上に外した。エジルージルー、アーセナルはゴールを量産するルートが見えつつある。なお、エジルはここまで5試合連続アシスト中だ。59分にはまたもエジルのCKからジルーが合わせるが外す。この試合ベストチャンスであった。58分にはツェフのビックセーブによりアーセナルを救う。ここでアーセナルのスイッチが入ると思いきや、トッテナム（スパーズ）のウォーカーが交代したばかりのギブスをしっかり抑える。そして、ガナーズサポーターの歓喜の瞬間が訪れる。76分、左サイトのエジルからファーサイドへバスを送ると、ギブスがボレーで合わせる。ジャストミートはしなかったが、ロリスは止めることはできず。ここで1-1の同点となり、アーセナルは俄然勢いづく。ガナーズサポーターの応援もここからギアが入り、大声援となる。この後、セカンドボールを拾えているアーセナルはゴールを狙ったが、ノースロンドンダービの結果は1-1のドローであった。