15人制ラグビー日本代表のワールドカップでの活躍に伴って、にわかに注目度が急上昇している7人制ラグビー、セブンズ。2016年からオリンピックの正式競技として採用されることも決定し、オリンピック予選の様子がメディアでも取り上げられている。
7人1チームで15人制と同じ大きさのグラウンドでプレーし、大まかなルールは15人制とほぼ同じ。女子の国際大会もある。選手1人あたりのスペースが非常に大きくなるため、華麗なパス回しと選手のステップワークを駆使した走りが醍醐味で、試合時間は1試合トータルで14分とテンポが速いため、1日に数十試合が行われる。
IRBワールドシリーズは1999年シーズンからスタートし、現在は毎シーズン行われるセブンズのメインイベントとなっている。国内でも新大会創設などが検討されており、セブンズをめぐる環境は大きく変わろうとしている。
男子セブンズ日本代表はコアグループから降格したが、今月上旬のオリンピックアジア予選で優勝してリオ行きの切符を獲得し、ワールドシリーズの開幕大会でプレーするチャンスを与えられた。プールステージでは昨シーズンの総合チャンピオンであるフィジーと一緒のA組に入り、アルゼンチンとカナダにも挑戦する。今季の男子ワールドラグビーセブンズシリーズは、新たな開催都市のバンクーバーなどで10ラウンドが予定されており、毎回16チーム(コアチームは15)が出場する。
2015/16 SERIES CALENDAR
2015.12.4-5 Dubai(ドバイ/UAE) 2015.12.12-13 Cape Town(ケープタウン/南アフリカ)
2016.1.30-31 Wellington(ウェリントン/ニュージーランド) 2016.2.6-7 Sydney(シドニー/オーストラリア)
2016.3.4-6 Las Vegas(ラスベガス/アメリカ) 2016.3.12-13 Vancouver(バンクーバー/カナダ)
2016.4.8-10 Hong Kong(香港) 2016.4.16-17 Singapore(シンガポール)
2016.5.13-15 Paris(パリ/フランス) 2016.5.21-22 London(ロンドン/イギリス)