香川真司 特集

21歳でドイツに旅立つ

2010年5月11日に香川真司はセレッソ大阪からドイツ ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントへの移籍を発表する。
当時のドルトムントはEL(ヨーロッパリーグ)圏争いをしているチーム。また香川真司も北京オリンピック代表に選出されたものの3連敗で敗退、J1では11試合しか出場しておらず、意外にも日本ですら彼のプレーを詳しく知っているサッカーファンはそれほど多くは無かった。

1年目から大ブレイク

加入直後のプレシーズンではサイドで起用され大きなインパクトを残す事はなかったが、09/10シーズン終盤から長期離脱していたモハメド・ジダンの代わりにトップ下で起用されると公式戦デビューとなったEL予選でいきなり2得点。以降は完全にポジションをつかむ事となる。
香川が見せたのはJ2時代から対戦相手を苦しめていたプレーと大きく変わらないものだったが、動きながらボールを受け、さらにそのまま流れる様にパスやシュートを放つプレーがユルゲン・クロップの戦術に完全にフィット。ブンデスリーガのディフェンダー達は香川の間に入ってボールを受けターンするスピードに全くついて行けず、日本を含め世界に衝撃を与える事となった。
このシーズンはドルトムントは9シーズンぶりの優勝。さらに翌シーズンは2連覇を達成。
またこの2年間はライバルであるシャルケ戦やバイエルン戦の全てで活躍し、勝利に結びつけた事で香川は完全にチームのアイドルとなる。

マンチェスター・ユナイテッドへ

その香川に目をつけたのはマンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン。
10/11シーズンのCL(チャンピオンズリーグ)決勝でFCバルセロナに完膚なきまでに敗れチームの変革を必要としていたファーガソンは、新しいスタイルでプレーできる香川を獲得。
日本人として初めて世界を代表するメガクラブ、マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームに袖を通す事となった香川は開幕戦でプレミアデビュー、2戦目で初得点と希望を感じさせるスタートとなったが、CLで膝を痛め長期欠場。復帰後のノリッジ戦でハットトリックを達成するが、トップ下のポジションをルーニーが務める様になりサイドでのプレーが増える事に。
2年目の13/14シーズンはファーガソンが退任し、よりフィジカルな戦い方を求めるモイーズの戦術もあってかプレミアのフィジカルな戦い方に合わせるように身体を大きくしたが、結果的にこれが香川の特徴だった動きながらボールを受け、さらにそのまま流れる様に次のプレーに移るプレーのスピードを殺してしまう事となり、シーズンノーゴールという厳しい結果に終わった。

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ドルトムント復帰

翌14/15シーズンはドルトムントに復帰。ジグナル・イドゥナ・パルクに香川が戻ってきました。チームの不調と香川自身も前年の不調から抜け出せずシーズン前半戦はかなり苦しんだが、後半になるとメンバーも固まり復調。チームの調子と合わせるように香川自身も以前のプレーを見せられるようになっていった。

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新たな進化を見せ始めた今シーズン

ドルトムント復帰後2シーズン目となる2015-2016シーズンはまた香川にとって新しい挑戦となるシーズンとなった。
7シーズンに渡ってドルトムントを率いたユルゲン・クロップが退任。代わって13/14シーズンまでマインツの監督を務めたトーマス・トゥヘルが監督に就任する。
そのトゥヘルが香川に与えたのはクロップ時代とはまた異なるポジションだった。
トゥヘルの頭の中には2014-2015シーズンのドルトムントがあったのだろう。2014-2015シーズンはレヴァンドフスキの穴が埋まらなかった事もあったが、対戦相手が攻守の切り替えが恐ろしく速いドルトムントに対して速い攻撃をさせないようにする対策が見られるようになってきていた。

インサイドハーフ

そこでトゥヘルはボール保持からの攻撃を整備する事を選択。
それに伴いフォーメーションも4-2-3-1から4-3-3に変更したためこれまで香川が務めていたトップ下のポジションがなくなり左のインサイドハーフに入る事となった。
フィニッシャーやアタッカーのイメージが強い香川だが、元々プロに入ってきた当初はボランチ。また以前は自分が世界的に知られる事となったトップ下というポジションに強いこだわりを見せていたが、マンチェスター・ユナイテッドでの2シーズン、ブラジルワールドカップでの苦い経験が大きかったのだろう。その新しい役割を受け入れた。

アギーレが監督を務めた2015年アジアカップ日本代表でもプレーしたそのポジションは、これまでよりもスタートポジションが少し後ろに下がる事となるが、インサイドハーフの右に入るギュンドアンと共にドルトムントの攻撃の起点となり、またこのインサイドハーフ2人はギュンドアンが相手守備ブロックのすぐ外側で、香川が相手守備ブロックの間でと中央から相手を崩す形を持ち、相手がそれに対応して中央に選手を集めると高い位置に上げたSBに展開して大外を使った攻撃を見せる。
トップ下でプレーしたいた時もボールの動きが悪い時はボランチの位置にまで降りてきてボールを受ける事はあったが、2015-2016シーズンはその役割がより明確になる事で整理され、香川の動きながらボールを受け、そのまま流れるようにボールを離すプレーがアタッキングサードだけでなく組み立ての部分でも効果的に発揮できるようになった。また昨シーズン後半より再びコンディションを戻したことによりもちろん以前のアタッキングサードでのプレーも輝きを取り戻し、香川自身もよりプレーの幅が広がったとも言える。

2つのフォーメーション

この香川のプレーにより、2015-2016シーズンのドルトムントは4-3-3でボールを持つ形と、香川を前に出しギュンドアンがバイグルの隣に入る4-4-2の形にして敵陣からプレッシングをかける形の2つを試合の中で使い分け、ここまでの17試合を12勝2分3敗で勝ち点38の2位。
香川自身もリーグ戦では17試合全てに出場し4得点と得点数は下がったものの、アシストは7と2014-2015シーズン1年間の数字を既に超える結果を残している。

チームとしては2015-2016シーズンは監督が変わり戦い方の変更もあった為、完成度は2連覇した当時に劣る部分も感じさせる事もありますが、再び輝きを取り戻した香川真司のプレーは必見です。

ルールダービー

ドルトムント所属の香川真司にとって、注目度が格別に違う対戦カードがある。それが。「レヴィアダービー」だ。公式サイト上では、両クラブにライバル心が芽生えたのは1940年代後半。当時の格下クラブだったドルトムントが強豪で知れ渡っていたシャルケを下しリーグ優勝を達成してからだという。サッカー王国のドイツ国内でも盛り上がりの強いルール地方に2つのチャンピオンはいらないと毎年熱い一戦となる。香川はこの「ルール・ダービー」で輝かしい活躍を見せてきた。香川自身初のルール・ダービーで2得点。ドイツ中の注目を集めるこの試合で、1年目の日本人選手が成し遂げた偉業だった。
同ダービーでの通算得点は4得点。今シーズンも得点をあげれば、3試合連続得点となる。今シーズンのルールダービーに注目が集まる。

2016-2017シーズン 注目試合

ルールダービーをはじめ、バイエルンとの直接対決が年内に開催される。その他にも、同じブンデスリーガでプレーし、2018年ロシアワールドカップ最終予選に日本代表のチームメイトとして戦う仲間たちとの試合も楽しみなところだ。リーグ戦と合わせて、各カップ戦も目を離せない。中でも、チャンピオンズリーグではスペインの強豪クラブ「レアル・マドリード」との一戦が早くも予選グループで決まっている。注目のカードは下記の通りだ。

2016年9月27日20:45(確定) 
 

ドルトムントvs.レアル・マドリード
チャンピオンズリーグならではの対戦カード!

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2016年10月14日20:30(確定)

ドルトムントvs.ヘルタ・ベルリン
日本代表選手対決なるか!

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2016年10月25-26日予定 

ドルトムントvs.FCウニオン・ベルリン
ドイツカップ!

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2016年10月29日18:30(確定) 

ドルトムントvs.シャルケ
歴史的対戦カード「ルール・ダービー」

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2016年11月2日20:45(確定) 

ドルトムントvs.スポルティング
チャンピオンズリーグ!

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2016年11月19日18:30(確定) 

ドルトムントvs.バイエルン・ミュンヘン
ブンデスの王者争い!

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2016年11月22日20:45(確定) 

ドルトムントvs.レギア
チャンピオンズリーグ!

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2016年12月20-21日予定 

ドルトムントvs.アウクスブルク
日本人対決に期待!

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2017年4月4-5日予定 

ドルトムントvs.ハンブルガーSV
日本代表選手対決なるか!

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2017年4月15-16日予定 

ドルトムントvs.フランクフルト
日本代表対決!?

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2017年4月28-30日予定 

ドルトムントvs.ケルン
日本人対決に期待!

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生観戦

世界レベルのプレー、また世界レベルのクラブであるドルトムントの試合は一生に一度は生で観戦する価値があります。新婚旅行、観光旅行、企業出張、卒業旅行、ドイツに旅行の機会があればぜひ生で香川真司選手を応援しましょう!!! 試合観戦だけではなく、現地ファンとの触れ合いも醍醐味です。外国でのサッカー観戦、および旅行はその国の文化を知ることも出来ます。

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